【結論】Webデザイナーには資格は必要ない【ポートフォリオが大事】
私は、Web制作歴10年になります。
Webデザイナー歴は5年になります。
Webデザイナーになるのに、資格が必要かどうかわからない人はいませんか?
私も Webデザイナーになる前、資格を取ろうか迷った時期があります。
なんとなくですが、就職するにあたって、資格をとったほうが有利なんじゃないかと思われる人もいると思います。
そんな人のために、Webデザイナーの資格事情を、私の経験からまとめていきます。
参考になれば幸いです。
▼読んでほしい人
Webデザイナーの場合、就職の面接で資格を見ることがないからです。
専門学校や大学では資格をとらそうとします。
しかし、いざ就職の面接のときになると資格はまず見られません。
なぜなら、Web制作会社などに勤めている経験者の方もWebデザイナーの資格に意味がないことを知っているからです。
それは、Webデザインにおいては日々進歩する技術のスピードが早すぎるため、資格のテストがついていけないのです。
その結果、資格自体の意味が薄れてしまいます。
例えば、Flashという簡単なアニメーションの問題があったとします。
5年前くらいまでは、活躍していたのですが2020年には完全に撤廃されてしまうため、その問題がいらなくなってしまいます。実際に、私が1年前に受けた国家資格でさえ、Flashの問題が載っていました。
これでは、資格の意味がないですよね。
通常の職業だと、資格があることで給料が増えたり、就職が有利になったりすることがありますよね。
Webデザイナーの場合は、それがないんです。
Webデザイナーになるための資格は全く必要がありません。
Webデザイナーの資格に良いものがない
Webデザイナーの資格はいくつかあるのですが、正直あまりいいものがありません。
▼有名な資格
Web業界で唯一の国家資格です。
私も持っています。
しかし、実際に受けてみて思ったのですが、問題が古いすぎて、Webデザイナーとして始めるには難しい内容だと思いました。やはり、3~5年は遅れていると感じました。
私は名古屋の試験会場で受けたのですが、50~60人はいたと思います。
中には学生さんが多くいらっしゃっいました。
正直言いますが、このテストに向けて勉強するのは、遠回りすぎます。
おそらくこの資格をとったからと言って、Web制作会社への就職に意味はないでしょう。
はっきりいいますが、時間の無駄です。
他の資格についても、1度どんなものか問題を見てみたのですが、やはり全体的に質が悪く、意味がないんじゃないかと思わせる内容でした。
なぜ、ここまで質が悪いのかというと、Webデザイナーに適切な試験というものは、第一線を走っているWebデザイナーにしか作ることはできません。
しかし、第一線を走っているWebデザイナーは、独自でスキルを学んでいるため、それぞれで方法が違うのです。
その結果、試験問題の質がばらばらになってしまうのです。
やはり、これを知っているWeb制作会社の採用担当者に資格は意味をもたないでしょう。
Webデザイナーになりたいなら、ポートフォリオを充実させましょう。
これは、未経験、経験者、両方にいえることです。
Web業界で仕事をしていくのであれば、常にポートフォリオを充実させていくことが重要です。
それは、Webデザイナーにとって過去の実績が、そのデザイナーの価値を決めるからです。
ポートフォリオはそれをアウトプットするためのものなのです。
どれだけ身振り手振りで自分のことを語っても、やはりポートフォリオにはかないません。
デザインをアウトプットするのであれば、ポートフォリオしかないのです。
就職をするにしても、転職をするにしても、ポートフォリオは非常に重要です。
採用担当者も、スキル面の確認には必ずポートフォリオを見ます。
そのため、しっかり自分のスキルがわかるようにポートフォリオを作る必要があります。
未経験には、無理じゃないかと思われるかもしれません。
しかし、未経験でもサンプルサイトは作ることができますよね。
その作ったサンプルサイトが評価されるのです。
やはり、1度もサイトを作ったことのない人では、評価できませんよね。
勉強して、1つでもサイトを作っていれば、どんなサイトであっても、そのサイトを作るために努力したんだなということがわかります。
経験者には、ポートフォリオなんていらないでしょうと思われる人もいると思います。
経験者の人も、ポートフォリオは常に更新していったほうがいいです。
Web業界は、転職の多い業界ですし、自分の価値を表現しないといけない時期がいつか来ると思います。その時のために、ポートフォリオは必須なのです。
逆にいうと、自分のポートフォリオを常に良くしていくために、しっかり手を抜かないで仕事をしたほうがいいです。
その実績を積み重ねていくことで、自分の価値が高まるのです。
ポートフォリオはデザイナーにとって非常に重要です。
付加価値をあげる資格はとるべきです。
Webデザイナーに“なるため”の資格はとらなくていいと言いました。
しかし、自分のスキルに付加価値をつけるための資格はとるべきです。
Webデザイナーにプラスすると良い資格ですね。
相性のよさそうなものを挙げてみます。
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
Googleアナリティクスへの理解の資格です。
Webデザイナーでアクセス解析もできれば、説明に説得力を持たせられますよね。
GAIQは無料で受けられる資格ですので、ぜひ勉強して受けてみてください。
上級ウェブ解析士
こちらもアクセス解析の資格です。
アクセス解析系の資格の中では一番有名です。
こちらの肩書が名刺に書いてあると、「おっ?」って思いますね。
しかし、試験の料金が高いので、とれる人だけでいいです。
色彩検定/カラーコーディネーター
色彩に関する資格ですね。
意外とWebデザイナーでもっている人が少ないのですが、この資格を持っていればデザインを出すときに色彩に関するところで説得力を持たせられますよね。
会話を有利にすることができると思います。
TOEIC
いわずもがな英語力の検定ですね。
現在、Web業界はインバウンド系やグローバル化によって、英語の需要が非常に高いです。
Webデザインもできて、英語もできれば大きく年収を上げることも可能だと思います。
Webデザイナーとって付加価値のある資格は、ビジネスの現場で非常に役に立ちます。
仕事自体も増えますし、交渉事などに説得力を持って有利に進めることができます。
そのため、資格で付加価値になりそうなものはとるべきです。
私もWebデザイナーになるための資格は1つもとりませんでした。
Webデザイナーになってから、自分の付加価値を上げるために資格をとりました。
このように、付加価値を上げるために資格をとるのはおすすめします。
Webデザイナー歴は5年になります。
Webデザイナーになるのに、資格が必要かどうかわからない人はいませんか?
私も Webデザイナーになる前、資格を取ろうか迷った時期があります。
なんとなくですが、就職するにあたって、資格をとったほうが有利なんじゃないかと思われる人もいると思います。
そんな人のために、Webデザイナーの資格事情を、私の経験からまとめていきます。
参考になれば幸いです。
▼読んでほしい人
- Webデザイナーで資格をとったほうがいいか迷ってる方
- Webデザイナーになるのに資格が必要かわからない方
もくじ
Webデザイナーの資格の必要性
Webデザイナーになるための資格は必要ない
Webデザイナーになるための資格は必要ありません。Webデザイナーの場合、就職の面接で資格を見ることがないからです。
専門学校や大学では資格をとらそうとします。
しかし、いざ就職の面接のときになると資格はまず見られません。
なぜなら、Web制作会社などに勤めている経験者の方もWebデザイナーの資格に意味がないことを知っているからです。
それは、Webデザインにおいては日々進歩する技術のスピードが早すぎるため、資格のテストがついていけないのです。
その結果、資格自体の意味が薄れてしまいます。
例えば、Flashという簡単なアニメーションの問題があったとします。
5年前くらいまでは、活躍していたのですが2020年には完全に撤廃されてしまうため、その問題がいらなくなってしまいます。実際に、私が1年前に受けた国家資格でさえ、Flashの問題が載っていました。
これでは、資格の意味がないですよね。
通常の職業だと、資格があることで給料が増えたり、就職が有利になったりすることがありますよね。
Webデザイナーの場合は、それがないんです。
Webデザイナーになるための資格は全く必要がありません。
Webデザイナーの資格に良いものがない
Webデザイナーの資格に良いものがない
Webデザイナーの資格はいくつかあるのですが、正直あまりいいものがありません。
▼有名な資格
- ウェブデザイン技能検定
- Webデザイナー検定
- Web検定 Webデザイナー試験
- Webクリエイター能力認定試験
Web業界で唯一の国家資格です。
私も持っています。
しかし、実際に受けてみて思ったのですが、問題が古いすぎて、Webデザイナーとして始めるには難しい内容だと思いました。やはり、3~5年は遅れていると感じました。
私は名古屋の試験会場で受けたのですが、50~60人はいたと思います。
中には学生さんが多くいらっしゃっいました。
正直言いますが、このテストに向けて勉強するのは、遠回りすぎます。
おそらくこの資格をとったからと言って、Web制作会社への就職に意味はないでしょう。
はっきりいいますが、時間の無駄です。
他の資格についても、1度どんなものか問題を見てみたのですが、やはり全体的に質が悪く、意味がないんじゃないかと思わせる内容でした。
なぜ、ここまで質が悪いのかというと、Webデザイナーに適切な試験というものは、第一線を走っているWebデザイナーにしか作ることはできません。
しかし、第一線を走っているWebデザイナーは、独自でスキルを学んでいるため、それぞれで方法が違うのです。
その結果、試験問題の質がばらばらになってしまうのです。
やはり、これを知っているWeb制作会社の採用担当者に資格は意味をもたないでしょう。
ポートフォリオを充実
Webデザイナーになりたいなら、ポートフォリオを充実させましょう。
これは、未経験、経験者、両方にいえることです。
Web業界で仕事をしていくのであれば、常にポートフォリオを充実させていくことが重要です。
それは、Webデザイナーにとって過去の実績が、そのデザイナーの価値を決めるからです。
ポートフォリオはそれをアウトプットするためのものなのです。
どれだけ身振り手振りで自分のことを語っても、やはりポートフォリオにはかないません。
デザインをアウトプットするのであれば、ポートフォリオしかないのです。
就職をするにしても、転職をするにしても、ポートフォリオは非常に重要です。
採用担当者も、スキル面の確認には必ずポートフォリオを見ます。
そのため、しっかり自分のスキルがわかるようにポートフォリオを作る必要があります。
未経験には、無理じゃないかと思われるかもしれません。
しかし、未経験でもサンプルサイトは作ることができますよね。
その作ったサンプルサイトが評価されるのです。
やはり、1度もサイトを作ったことのない人では、評価できませんよね。
勉強して、1つでもサイトを作っていれば、どんなサイトであっても、そのサイトを作るために努力したんだなということがわかります。
経験者には、ポートフォリオなんていらないでしょうと思われる人もいると思います。
経験者の人も、ポートフォリオは常に更新していったほうがいいです。
Web業界は、転職の多い業界ですし、自分の価値を表現しないといけない時期がいつか来ると思います。その時のために、ポートフォリオは必須なのです。
逆にいうと、自分のポートフォリオを常に良くしていくために、しっかり手を抜かないで仕事をしたほうがいいです。
その実績を積み重ねていくことで、自分の価値が高まるのです。
ポートフォリオはデザイナーにとって非常に重要です。
付加価値をあげる資格はとるべき
付加価値をあげる資格はとるべきです。
Webデザイナーに“なるため”の資格はとらなくていいと言いました。
しかし、自分のスキルに付加価値をつけるための資格はとるべきです。
Webデザイナーにプラスすると良い資格ですね。
相性のよさそうなものを挙げてみます。
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
Googleアナリティクスへの理解の資格です。
Webデザイナーでアクセス解析もできれば、説明に説得力を持たせられますよね。
GAIQは無料で受けられる資格ですので、ぜひ勉強して受けてみてください。
上級ウェブ解析士
こちらもアクセス解析の資格です。
アクセス解析系の資格の中では一番有名です。
こちらの肩書が名刺に書いてあると、「おっ?」って思いますね。
しかし、試験の料金が高いので、とれる人だけでいいです。
色彩検定/カラーコーディネーター
色彩に関する資格ですね。
意外とWebデザイナーでもっている人が少ないのですが、この資格を持っていればデザインを出すときに色彩に関するところで説得力を持たせられますよね。
会話を有利にすることができると思います。
TOEIC
いわずもがな英語力の検定ですね。
現在、Web業界はインバウンド系やグローバル化によって、英語の需要が非常に高いです。
Webデザインもできて、英語もできれば大きく年収を上げることも可能だと思います。
Webデザイナーとって付加価値のある資格は、ビジネスの現場で非常に役に立ちます。
仕事自体も増えますし、交渉事などに説得力を持って有利に進めることができます。
そのため、資格で付加価値になりそうなものはとるべきです。
まとめ
私の経験から、Webデザイナーにとっての資格についてまとめていきました。私もWebデザイナーになるための資格は1つもとりませんでした。
Webデザイナーになってから、自分の付加価値を上げるために資格をとりました。
このように、付加価値を上げるために資格をとるのはおすすめします。